日本人間ドッグ学会

  • ホーム
  • ENGLISH
  • よくある質問
  • お問い合せ

活動目的

学術大会の開催

年1回、全国主要都市で開催している。健診業務従事者の研究成果を発表する場として重要な役割を果たしている。参加者数は4000人を超え、高い関心が寄せられている。また特別講演や教育講演も催し教養を深める勉強の場ともなっているほか、一般公開講座も企画し広く国民に予防医学を浸透させる啓発活動も行っている。

学会誌の発刊

年5回、定期的に発行している(平成25年度(2013年度)より学会誌は和文誌「人間ドック」を年5回、英文誌「Ningen Dock International」を年1~2回発刊予定としている)。学会員から人間ドックに関連する症例報告や短報、総説等を投稿していただき、編集委員をはじめ、社員に査読委員をお願いし、編集委員会にて採否を決定している。

その他、学会活動報告などの様々な情報発信のツールとしての役割もあり、年間約4万部を発行している。

認定医・専門医養成事業

日本人間ドック学会認定医

人間ドックの使命である国民の健康増進、生活指導による一次予防、早期発見・早期治療による二次予防の重要性を認識し、人間ドックの担当医としての資質の向上を図る目的で第40回日本人間ドック学会(学術大会)にて第1回認定を763名に行った。
令和4年(2022年)4月より新たに「日本人間ドック学会認定医」制度として、基本方針、カリキュラム、単位制度について改定した。「人間ドック健診に限定せず、健診全般・予防医療全般に携わるうえで、基本的な知識と技量を有する医師として、国民の健康保持増進に寄与することを目指す。
2022年10月現在、日本人間ドック学会認定医 認定者は6,198名(うち現在有資格者3,628名)である。

人間ドック健診専門医

平成21年度(2009年度)より受験資格者に試験を実施し、専門医として認定している。健康寿命を延伸するため、質の高い人間ドック健診を行うことができ、生涯教育により社会に信頼される人間ドック健診専門医の育成を目指す。
2022年10月現在、人間ドック健診専門医 認定者は1,998名(うち現在有資格者1,74名)である。
また平成24年度(2012年度)からは日本総合健診医学会と専門医事業を合同で行っている。

健診施設機能評価事業

平成16年(2004年)9月1日より開始している。この事業は人間ドック健診施設の質の向上、改善活動を促進し、受診者が安心して健診を受けられることを目的としているものである。評価方法は書面と訪問の2段階とし、評価基準に基づいて評価部会が判定し日本人間ドック学会と日本病院会が認定を行う。加えて人間ドック健診専門医の養成施設としての役割も兼ね研修施設として指定している。

2024年1月現在、認定は429施設である。

人間ドック健診情報管理指導士養成事業

特定保健指導を受ける被保険者や被扶養者に対し有効かつ適切な保健指導を行うため、特定保健指導をする側の知識・指導技術のレベルアップと標準化を目指し、“人間ドック健診情報管理指導士”(通称:人間ドックアドバイザー)の資格を創設した。

尚、厚生労働省の健診・保健指導の研修ガイドライン(確定版)において、本学会は、特定保健指導実施者の研修関係団体として認められ、厚生労働省が定めた保健指導実施者に望まれる一定の研修に該当することになっている。

2022年10月現在、人間ドックアドバイザーは9,234名(うち現在有資格者5,475名)である。

人間ドック健診および関連領域調査、統計に関する事業

会員施設に対して、人間ドック実施状況、施設会員実態調査やがん症例調査などを行っている。

人間ドック健診施設の他団体等への紹介や指定に関する事業

健康保険組合連合会等と本学会が取り決めている基本検査項目(被保険者、被扶養者の健康予防健診)を実施できる施設 を一般社団法人日本病院会と共同で紹介し、また施設指定する事業である。

この事業は昭和34年(1959年)より、健康保険組合連合会より全国の事業所に勤める被保険者の健康管理を時間的にも経済的にも短期かつ安価で、疾病構造に対応した必要にして十分な検査項目、並びに生活指導もできる施設を紹介して欲しいと の強い要望があったことを契機に始められた。

PAGE TOP