日本人間ドック・予防医療学会認定医制度

※1999年度より養成を開始しました「人間ドック認定医」制度は、2022年4月より新たに「日本人間ドック学会認定医」制度として、基本方針、カリキュラム、単位制度について改定しました。2024年4月より、学会名変更に伴い、「日本人間ドック・予防医療学会認定医」へと名称変更いたしました。

■日本人間ドック・予防医療学会認定医規定(2024年版)

日本人間ドック・予防医療学会認定医のあり方について

日本人間ドック・予防医療学会認定医(Board Certified Physician of Japan Society of Ningen Dock and Preventive Medical Care)とは「人間ドック健診などの予防医療に携わるうえで基本的な知識と技量を有する医師」として、国民の健康保持増進に寄与することを目指すものである。

日本人間ドック・予防医療学会認定医の理念と基本方針について

「日本人間ドック・予防医療学会認定医の理念・基本方針」は「人間ドック健診専門医の理念や基本方針」に包括されるが、「人間ドック健診」に限定せず、健診全般・予防医療全般を対象とするものとする。
名 称
正式名称は「日本人間ドック・予防医療学会認定医」とします。
資 格

・日本人間ドック・予防医療学会に医師個人正会員(A会員)として入会していること。

・本学会所定の取得単位50単位(指定講演の視聴含む)を満たしていること。

・会費を遅滞無く納めていること。

・人間ドック健診などの予防医療施設に従事している医師であること。

・上記を満たし、本学会の認定医制度委員会が承認したもの。

日本人間ドック・予防医療学会認定医7か条
日本人間ドック・予防医療学会認定医は、自信と誇りをもって予防医療に携わるうえで、以下が求められる。

1.常に医学の進歩や変化に柔軟に対応するため、予防医療全般にわたる知識を取り込む意欲

2.関連学会のガイドラインや省庁からの通知、参考図書等を活用した学習

3.予防医療に関わる多くの他分野専門医との連携

4.医療面接・診察・検査の実施~判定・結果説明・事後指導・フォローアップなど予防医療のあらゆる場面において、受診者の健康保持増進を支援する姿勢

5.受診者の健康に影響しうる要因を、家庭や職場の環境などの社会的な背景も含め俯瞰的に評価し、提案・指導できる能力

6.予防医療を実践する施設内において中心的な役割を担い、施設内のスタッフ(医師・保健師・看護師・技師など)と継続的かつ密接な連携体制の構築

7.予防医療の発展のため、研究活動への参画や、社会に対する予防医学活動への協力

予防医療・健診に携わる皆様に向けての情報を各種情報ページに掲載しております。掲載されたい内容等がございましたらこちらまでご意見をお聞かせください。すべての情報は掲載できない場合がある旨ご了承願います。

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